世界そのままギガとは?料金・使い方・対象国と帰国後の注意点【2026年最新】
「世界そのままギガって何?いくらかかるの?」と気になっていませんか。
世界そのままギガは、ドコモで契約しているデータ量を海外でもそのまま使える、ドコモ公式の海外データ定額サービスです。
1時間200円・24時間980円から使えて、利用時間が終わると通信が自動で止まるため、高額請求の心配がないのが特徴です。
一方で、データは国内プランの残量から減るため、帰国後に月末まで速度制限がかかるといった落とし穴もあります。
この記事では、世界そのままギガの仕組みと料金、対象国の調べ方、申し込みから利用開始までの手順、帰国後にやることまでを順に解説します。
なお、「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」のどちらを選ぶべきかは、以下の記事で比較しています。
→ドコモを海外で使うには?世界そのままギガと世界ギガし放題の違い
世界そのままギガとは?ドコモの海外データ定額の仕組み
日本で契約中のデータ量を海外でそのまま使うサービス
世界そのままギガは、日本で契約している料金プランのデータ量を、海外でもそのまま使えるようにするサービスです(2026年10月時点)。
渡航先でWi-Fiルーターや別のSIMを用意する必要がなく、いつものスマホのまま地図やLINEを使えます。
料金は「1時間」「24時間」「2日〜30日」の中から、使いたい期間だけを選んで支払う定額制です。
選んだ利用時間が終わるとデータ通信は自動で止まるため、使いすぎて高額請求になる心配はありません。
月額無料で、申し込みは一度だけでいい
世界そのままギガの月額料金は無料で、申し込んだだけでは料金はかかりません。
料金が発生するのは、予約したプランの利用が始まったときか、渡航先で利用開始の操作をしたときだけです。
一度申し込めば次回以降の渡航時は申し込み不要のため、契約したままにしておいても問題ありません。
申し込みはMy docomo、ドコモショップ、ドコモ インフォメーションセンターからできます。
ドコモ MAX・ドコモ ポイ活 MAX・ahamoの人は申し込み不要
「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」「ahamo」を契約している場合は、世界そのままギガに申し込む必要がありません。
これらのプランは、渡航先でデータローミングをオンにするだけで、追加料金なしで海外データ通信を使えます(2026年10月時点)。
ドコモ MAX・ドコモ ポイ活 MAXは200以上の国・地域で最大30GB・15日まで、ahamoは91の国と地域で国内と合算月30GBまで(海外で15日を超えると最大128kbps)が目安です。
年に何度も海外へ行く人は、海外で使うたびに料金がかかる世界そのままギガより、こうしたプランに切り替えた方が安く済む場合があります。
世界ギガし放題との違いは「国内のデータを使うかどうか」
ドコモにはもう一つ、申し込み不要の「世界ギガし放題」という海外データサービスがあります。
世界ギガし放題は国内のデータ量を使わず、申し込み不要でテザリングも使えますが、料金は1日最大2,980円(約24.4MBまでは1,980円)と割高です(2026年10月時点)。
課金は日本時間を基準に1日単位で数えられ、利用時間が終わっても自動では止まらないため、使い終わったら手動でデータローミングをオフにする必要があります。
また、世界そのままギガを契約している間は、世界ギガし放題を使えない点にも注意が必要です。
世界ギガし放題の料金や注意点は以下の記事で、2つのサービスの詳しい違いと選び方はその下の記事で解説しています。


世界そのままギガの料金|1時間200円から30日まで選べる
国・地域限定割プラン(70以上の国・地域)の料金
世界そのままギガには、渡航先によって「国・地域限定割プラン」と「通常プラン」の2種類があります。
国・地域限定割プランは70以上の国・地域が対象で、利用日数が長いほど1日あたりの料金が安くなります。
| 利用期間 | 定額料 | 1日あたり |
|---|---|---|
| 1時間 | 200円 | - |
| 24時間 | 980円 | 980円 |
| 2日間 | 1,780円 | 890円 |
| 3日間 | 2,480円 | 約827円 |
| 5日間 | 3,980円 | 796円 |
| 7日間 | 5,280円 | 約754円 |
| 10日間 | 7,580円 | 758円 |
| 14日間 | 10,480円 | 約749円 |
| 30日間 | 22,480円 | 約749円 |
※ドコモ公式サイトに掲載されている国・地域限定割プランの定額料です(2026年10月時点)。
通常プラン(200以上の国・地域)は1日980円
国・地域限定割プランの対象外の国・地域では、通常プランが適用されます。
通常プランは1時間200円、24時間980円で、2日〜30日の日数単位なら1日あたり980円です(2026年10月時点)。
たとえば通常プランで7日間使うと6,860円になり、国・地域限定割プランの5,280円より1,580円高くなります。
データ量は国内プランから減る|残量切れと30GB超に注意
世界そのままギガで使ったデータは、日本で契約している料金プランのデータ量から差し引かれます。
国内のデータ量を使い切ると、国内と同じように当月末まで通信速度が制限されます。
「1GB追加オプション」などで追加購入すれば通常速度に戻せますが、そのぶん費用がかさみます。
また、世界そのままギガで使ったデータ量が月30GBを超えると、当月末まで世界そのままギガ利用時の通信速度が制限されます。
30GB超過後の速度は契約プランによって異なり、最大1Mbps・300kbps・128kbpsのいずれかになります。
自分が1日にどれくらいデータを使うかは、以下の記事の早見表で確認できます。

海外eSIMと比べるとどっちが安い?
世界そのままギガは手軽な反面、日数が長くなるほど料金が積み上がります。
| 滞在日数 | 世界そのままギガ(国・地域限定割) | 海外eSIM(TRAVeSIM・韓国の例) |
|---|---|---|
| 1日 | 980円(24時間) | 500円(1GB/7日) |
| 3日間 | 2,480円 | 500円(1GB)〜1,800円(無制限3日) |
| 7日間 | 5,280円 | 1,350円(3GB/30日)〜4,350円(無制限7日) |
※2026年10月時点の各社公式サイトの料金です。世界そのままギガは国内プランのデータ量も消費します。海外eSIMの料金は渡航先によって異なります。
1日だけの乗り継ぎや日帰りなら世界そのままギガの手軽さが勝りますが、3日以上の滞在ならデータだけ海外eSIMにした方が安く済むケースが多いです。
海外eSIMなら国内プランのデータ量を減らさないため、帰国後に速度制限がかかる心配もありません。
料金重視なら1GB/7日500円から使えて日本語サポートも付くTRAVeSIM、セキュリティ機能も使いたいならSailyが候補です(2026年10月時点)。
海外eSIM3社の詳しい比較は、以下の記事をご覧ください。

対象国の調べ方と周遊するときの注意点
限定割プランは70以上、通常プランは200以上の国・地域
世界そのままギガは、国・地域限定割プランが70以上、通常プランが200以上の国・地域で使えます(2026年10月時点)。
渡航先がどちらのプランになるかで、同じ日数でも料金が変わります。
渡航先の料金はドコモ公式の検索で確認する
自分の渡航先がどちらのプランになるかは、ドコモ公式サイトの「利用国の料金をチェック」で国名を入力すると確認できます。
一部の国・地域は定額の対象外で、その場合は世界そのままギガの定額が適用されず、データ通信も自動で切断されません。
対象外の国・地域で使うと料金が高額になる可能性があるため、出発前に必ず確認しておきましょう。
複数の国を周遊するときのルール
国・地域限定割プランは、対象の国・地域どうしであれば国をまたいでもそのまま使えます。
ただし、限定割プランの対象外の国・地域に移動するとデータ通信が止まり、利用時間のカウントはそのまま進みます。
対象外の国で使うには通常プランの利用開始操作が必要になり、新たに定額料がかかります。
周遊が多い旅程なら、複数の国で1枚使える海外eSIMの周遊プランも比較してみましょう。
世界そのままギガの使い方|申し込みから利用開始までの手順
ステップ1:My docomoなどで申し込む
まずは日本にいる間に、My docomo・ドコモショップ・ドコモ インフォメーションセンターのいずれかで世界そのままギガに申し込みます。
申し込みは無料で、データプラスやシェアパックなどで回線を分けて使っている場合は、回線ごとに申し込みが必要です。
ステップ2:「ドコモ海外利用」アプリで利用予約する
次に「ドコモ海外利用」アプリをダウンロードし、渡航先と利用開始日時、利用期間を選んで予約します。
アプリを使わない場合は、ドコモの専用Webサイトからも予約できます。
予約しておくと出発前に料金を確認でき、現地に着いてから操作する手間も省けます。
ステップ3:現地でデータローミングをオンにする
渡航先に着いたら、機内モードとWi-Fiをオフにし、データローミングをオンにします。
予約している場合は、予約した開始時刻を迎えると自動で利用が始まります。
予約していない場合は、アプリまたは専用Webサイトから「利用開始」の操作をしましょう。
iPhoneやiPad(iOS 15以降)で利用開始する場合は、iCloudプライベートリレーをオフにしておく必要があります。
予約の変更・キャンセルと自動キャンセルのルール
予約の変更やキャンセルは、利用開始予定時刻の1時間前まで「ドコモ海外利用」アプリからできます。
利用開始予定時刻から24時間以内に渡航先でデータ通信を始めなかった場合、予約は自動でキャンセルされ、定額料はかかりません。
到着が予約より遅れた場合も、24時間以内であればデータローミングをオンにした時刻から利用が始まり、終了時刻も後ろにずれます。
一方、利用を開始した後は、データ通信を使わなかった時間にも定額料がかかる点に注意しましょう。
利用開始画面が表示されないときの対処法
利用開始画面が表示されない場合は、機内モードとWi-Fiをオフ、データ通信とデータローミングをオンにしてから、電源を入れ直します。
それでも表示されない場合は、ドコモの「海外からのお問い合わせ先」(+81-3-6832-6600、ドコモのケータイからは通話料無料)に連絡しましょう。
帰国後にやること|止め忘れとデータ残量の確認
プランは自動で止まるので解約は不要
世界そのままギガは、選んだ利用時間が終わるとデータ通信が自動で止まります。
再び利用開始の操作をしない限り料金はかからないため、帰国後に止める操作をする必要はありません。
月額無料なので契約もそのままにしておけば、次回の渡航時は申し込みなしで使えます。
データローミングはオフに戻しておく
帰国したら、念のためスマホのデータローミングをオフに戻しておきましょう。
次の渡航で定額対象外の国・地域に行ったときなどに、意図しない通信で高額な料金が発生するのを防げます。
国内のデータ残量を確認する
世界そのままギガで使った分は国内プランのデータ量から減っているため、帰国後は残量を確認しておきましょう。
残量を使い切っている場合は、月末まで国内でも通信速度が制限されます。
小容量のプランで海外へ行く場合は、出発前にデータ残量に余裕があるかを確認しておくと安心です。
使わなかった予約は自動でキャンセルされる
旅行の予定が変わって使わなかった予約は、利用開始予定時刻から24時間が過ぎると自動でキャンセルされ、料金はかかりません。
予約の状況は「ドコモ海外利用」アプリで確認できます。
まとめ:短期の滞在は世界そのままギガ、3日以上はeSIMも比較を
世界そのままギガは、ドコモで契約中のデータ量を海外でそのまま使える、月額無料の海外データ定額サービスです。
1時間200円・24時間980円から使え、利用時間が終わると自動で止まるため、1日だけの乗り継ぎや短期の滞在には手軽で安心です。
一方、国内のデータ量を消費するうえ、日数が長くなるほど料金が積み上がるため、3日以上の滞在なら海外eSIMの方が安く済むケースが多いです。
年に何度も海外へ行くなら、追加料金なしで海外でも使えるahamoやドコモ MAXへの切り替えも検討してみましょう。
世界ギガし放題との違いや、ドコモの海外利用の全体像は以下の記事で解説しています。

海外eSIM3社の比較は、以下の記事をご覧ください。
