【海外eSIM】Airalo vs Saily徹底比較|2社の料金・対応国・サポートを軸に選ぶ完全ガイド
海外eSIMの2大サービス「Airalo」と「Saily」を徹底比較。2026年最新の比較情報をまとめました。
本記事ではAiraloとSailyの2社を「料金・対応国数・サポート体制」の3軸で徹底比較し、あなたに合う1社が見つかるように整理しました。
結論:Airalo vs Sailyはこう選び分ける
結論の早見表は以下のとおりです。
- 料金最安と中小容量重視 → Saily
- 対応国数・周遊プラン・大容量重視 → Airalo
- VPN機能で公衆Wi-Fiも安全に使いたい → Saily
- 世界利用者数2,000万人超の安心感が欲しい → Airalo
- マイナーな国・地域への渡航がある → Airalo
- とにかく予算を抑えて短期旅行を済ませたい → Saily
海外eSIM選びで「AiraloとSailyのどちらにすべきか」と迷う方は多いものです。
結論からお伝えすると、料金重視で1〜10GB程度の中小容量を使うならSaily、対応国数や大容量プランの安心感を取るならAiraloが軸になります。
2社はそれぞれ運営元・特徴・料金設計が異なり、自分の旅行スタイルによって最適解が変わるのが現実です。
Airaloは世界最大級のeSIMマーケットプレイスとして対応国数や周遊プランの豊富さで強みを持ちます。
一方、Sailyは新興ながらNordVPN系の技術力と最安水準の料金で頭角を現している存在です。
どちらも世界中の旅行者に愛用されている信頼性の高いサービスのため、最終的には「自分にとって何が一番大事か」で迷わず選び切るのがコツと言えるでしょう。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

AiraloとSailyの特徴まとめ
2社の徹底比較に入る前に、まずはAiraloとSailyそれぞれの特徴と基本情報を整理しておきましょう。
運営会社や成り立ちを理解することで、後の比較がより腑に落ちる内容になります。
Airaloの特徴・基本情報
Airaloは、2019年にシンガポールで創業した世界最大級のeSIMマーケットプレイスです。
世界200カ国以上に対応しており、2025年時点で利用者数は世界2,000万人を突破しています。
- 運営会社:Airalo Pte. Ltd.
- 本社所在地:シンガポール
- サービス開始:2019年
- 対応国数:200カ国以上
- 世界利用者数:2,000万人以上
- App Store評価:4.6
世界中の現地通信事業者と提携してeSIMを提供する「マーケットプレイス型」のビジネスモデルが、対応国数の多さを支える仕組みです。
プランはLocal(単国)・Regional(周遊)・Global(全世界)の3タイプから選べる柔軟性が魅力でしょう。
とくにEurolinkなどの周遊プランは、ヨーロッパ42カ国対応など他社にない強みを持ちます。
App Store評価4.6という高い評価は、設定の簡単さやサポート対応の良さを反映した結果です。
「Airmoney」と呼ばれる独自のポイント還元プログラムも用意されており、リピート利用するほど割安になる設計が他社にない特徴と言えるでしょう。
大手旅行系メディアや日本のインフルエンサーがYouTubeやSNSで紹介する機会も多く、知名度の面でも安心感の高いサービスです。
Sailyの特徴・基本情報
Sailyは、世界的VPN大手NordVPNを運営するNord Securityグループの一員、Peakstar Technologiesが手がける新興eSIMサービスです。
2024年にサービスを開始した比較的新しいサービスですが、VPN大手の技術と知名度を背景に急速にシェアを伸ばしています。
- 運営会社:Peakstar Technologies Inc.(Nord Securityグループ)
- 本社所在地:リトアニア
- サービス開始:2024年
- 対応国数:150カ国以上
- VPN機能:標準搭載
- 1GB単価:業界最安水準
NordVPNグループの安心感と、VPN機能を標準搭載した独自ポジションが他社との差別化ポイントとなっています。
料金面では1GBあたりの単価が業界最安水準で、とくに短期旅行・中小容量プランでコストパフォーマンスに優れる設計です。
「コスパとセキュリティを両立させたい」という方には、Sailyが有力な選択肢になるでしょう。
VPN機能は本来月額1,000〜1,500円の有料サービスとして提供されているレベルのもので、それが追加コストなしで利用できる点はSailyならではの強みです。
仮想位置情報の変更機能やマルウェアサイト・フィッシングサイトのブロック機能も標準で備わっており、海外旅行特有のセキュリティ不安を一段下げてくれる設計となっています。
アプリ設計もシンプルで、初めてのeSIM利用者でも迷わず購入から設定まで進められるユーザビリティの高さも評価されています。
AiraloとSailyを徹底比較
ここからは、AiraloとSailyを「料金」「対応国数・周遊プラン」「サポート・機能」の3軸で徹底比較していきます。
自分が最も重視したいポイントから、どちらが優位かを判断する材料にしてください。
料金
料金は2社を比較する際の最も基本的な軸です。
主要プランの料金目安を一覧で比較すると、以下のような違いが見えてきます。
| プラン | Airalo | Saily |
| 1GB/7日 | 約4.50ドル | 約3.99ドル |
| 3GB/30日 | 約9.00ドル | 約8.99ドル |
| 5GB/30日 | 約14.00ドル | 約13.99ドル |
| 10GB/30日 | 約19.00ドル | 約24.99ドル |
| 無制限/10日 | 約35.00ドル(地域による) | 地域により異なる |
表から分かるとおり、1〜5GBの中小容量帯ではSailyの方がわずかに安く、10GB以上の大容量帯ではAiraloがコスパで優位という構図です。
2〜3日の短期旅行で1GB程度の利用であれば、Sailyが1割ほど安く済む計算となります。
逆に2週間以上の長期旅行や動画視聴を含むヘビーユーザーは、Airaloの大容量プランが予算的に有利でしょう。
「自分の利用パターンに合うのはどちらか」を冷静に見極めるのが、料金面での最適選択につながります。
とくに2〜3日の韓国・台湾・タイなどアジア短期旅行で1〜2GB程度の利用を想定する場合、Sailyの料金優位性が最大限に活きるシーンとなるでしょう。
逆にヨーロッパ周遊や2週間以上の長期滞在で10GB以上を使う場合、Airaloの大容量プランの方が1GB単価で逆転する設計となっています。
無制限プランについては、Airaloが10日約35ドルというリージョナル無制限プランを提供しており、短期で動画視聴を多用する旅行スタイルにも対応可能です。
対応国数・周遊プラン
対応国数と周遊プランは、旅行先や旅行スタイルによって決定的な差を生む比較軸です。
2社の対応エリアと周遊プランを整理すると、以下のとおりとなります。
- Airaloの対応国数:200カ国以上(業界トップクラス)
- Sailyの対応国数:150カ国以上
- Airaloの周遊プラン:Eurolink(欧州42カ国)、Asialink(アジア15カ国)、Cellfie(北米3カ国)、Globalプランなど豊富
- Sailyの周遊プラン:ヨーロッパ30カ国、アジア12カ国、グローバルプラン
対応国数ではAiraloが50カ国以上多くカバーしており、マイナーな国・地域への渡航ではAiraloの方が安心感があります。
周遊プランもAiraloが質量ともに上回っており、複数国を移動する旅行ではAiraloの強みが際立つでしょう。
とくにヨーロッパ周遊ではAiraloのEurolinkが42カ国対応(バルカン半島含む)で、Sailyの欧州プラン30カ国を大きく上回ります。
一方で、定番の渡航先(韓国・台湾・タイ・アメリカ・ハワイなど)であれば、両社ともしっかりカバーしているため対応国数の差は気になりません。
「自分の渡航先がメジャーかマイナーか」「周遊予定があるかないか」で対応国数の重要度が変わってきます。
たとえば南米やアフリカ大陸のマイナーな国を訪問する予定があれば、Airaloの200カ国対応が圧倒的なアドバンテージとなるでしょう。
東欧の知名度が低い国(モルドバ・ベラルーシなど)やバルカン半島の小国も、Airaloはカバー範囲が広く安心して選べます。
一方でアジア主要国・北米・西欧などの定番渡航先のみであれば、Sailyの150カ国対応でも十分すぎるカバー範囲です。
「旅行スタイルが固定されているか、これから幅広く海外に行く可能性があるか」でも判断が分かれる軸と言えるでしょう。
サポート・機能で比較する
サポート体制と機能面でも、AiraloとSailyには明確な違いがあります。
- Airaloのサポート:アプリ内チャット(24時間)、日本語対応はあるが常駐ではない
- Sailyのサポート:アプリ内チャット(24時間)、日本語対応あり
- Airaloの独自機能:通話付きプラン、Airmoney(ポイント還元)
- Sailyの独自機能:VPN機能を標準搭載、広告ブロック、マルウェアサイトブロック
サポートはどちらもチャット対応のみで電話サポートはなく、日本語電話サポート必須の方には別サービス(TRAVeSIMなど)が向くでしょう。
機能面ではSailyのVPN機能標準搭載が大きな差別化要素で、ホテルやカフェの公衆Wi-Fi利用時のセキュリティが標準で強化されます。
本来は月額1,000〜1,500円の有料VPNサービスが追加コストなしで使えるのは、コスト換算でも大きな価値です。
Airaloは「Airmoney」というポイント還元プログラムがあり、購入金額の一部が次回購入時に使えるため、リピート利用するほど割安になる設計となっています。
「VPN機能で公衆Wi-Fiも安全に使いたい」ならSaily、「リピート利用でお得に使いたい」ならAiraloと、機能面でも好みが分かれるところでしょう。
サポート品質の細かな差として、Airaloは日本語対応スタッフが時差の関係で待ち時間が発生するケースがある一方、Sailyは比較的応答が早い傾向です。
とはいえ、両社ともサポート品質に大きな問題があるという口コミは少なく、通常利用の範囲では十分な対応を期待できると考えてよいでしょう。
Airaloの通話付きプラン「Voice plan」は一部の対応国で利用可能で、現地で通話番号が必要なケースに重宝します。
Sailyにはこの通話プランがないため、現地番号での音声通話が必要な方はAiraloの方が向いている状況と言えるでしょう。
旅行スタイル別の使い分け
2社の比較を踏まえて、旅行スタイル別の使い分けを整理します。
ご自身の旅行スタイルに当てはめて、最適な1社を絞り込んでください。
2〜3日の弾丸旅行で料金重視なら:Saily
2〜3日の弾丸旅行で料金を最優先するなら、Sailyが最有力候補となります。
1GB/7日 約600円の単価で予算を1,000円以内に抑えられるため、短期旅行のコスパは3社の中でも頭ひとつ抜けた水準です。
VPN機能標準搭載で公衆Wi-Fi利用時の安全性も担保されるため、カフェ巡りや空港滞在が多い方にも適しています。
4〜7日の中期旅行で複数都市を回るなら:Airalo
4〜7日の中期旅行で複数都市を回るなら、Airaloの中容量プランがバランス良好です。
3GB/30日 約1,200円のプランで、移動中の地図検索やSNS投稿に十分対応できる容量を確保できます。
提携キャリアの幅広さで地方都市や郊外でも安定して繋がる点も、Airaloを選ぶ大きな理由となるでしょう。
2週間以上のヨーロッパ周遊や複数国旅行なら:Airalo(Eurolink)
2週間以上のヨーロッパ周遊や複数国旅行なら、AiraloのEurolinkがほぼ一択です。
10GB/30日 約32ドルで2〜3週間の周遊旅行の予算が読みやすく、42カ国シームレスにカバーされる安心感も大きな魅力となります。
無制限/10日 約35ドルのプランもあり、動画視聴やビデオ通話を多用する方にも対応可能です。
反対に、コスパとセキュリティの両立を最優先するなら、ヨーロッパ短期〜中期旅行でもSailyの選択肢が活きてきます。
「料金最優先で安全性も妥協したくない」というニーズには、Sailyが他社にない独自ポジションで応えてくれるでしょう。
ビジネス出張で短期間に複数都市を回るスタイルなら:Airalo
ビジネス出張で短期間に複数都市を回るスタイルなら、Airaloの周遊プランで予算と通信の安定性を両立できる選択が安心です。
とくに「データ容量を気にせず動画通話や資料DLをこなしたい」場合は、Airaloの無制限プランが現地で気兼ねなく使える環境を提供してくれます。
家族旅行で全員分のeSIMをまとめて手配するケースでは、テザリング可否と容量設計を確認しつつ、料金で家計負担を抑えやすいSailyを選ぶ家庭も多くなっています。
留学や駐在の準備期間など、特定の1カ国に滞在するなら現地SIMの方が割安になるケースもあるため、状況によっては別の選択肢も視野に入れるのが現実的です。
よくある質問
AiraloとSailyを比較検討する方からよく聞かれる質問をピックアップして回答します。
- AiraloとSailyはどちらが安いですか?
-
プランによって変わります。
1〜5GBの中小容量はSailyが安く、10GB以上の大容量はAiraloが安い傾向です。
短期旅行ならSaily、長期や周遊ならAiraloがコスパ面で有利になります。
- AiraloとSailyはどちらも日本語対応していますか?
-
はい、両社ともアプリ・サポートは日本語に対応しています。
ただし電話サポートはなく、サポートは全てチャット形式です。
電話サポートが必須なら別サービス(TRAVeSIMなど)を検討してください。
- VPN機能はありますか?
-
VPN機能を標準搭載しているのはSailyのみです。
Airaloには内蔵されていないため、別途VPNサービスを使う必要があります。
- 周遊プランはどちらが充実していますか?
-
Airaloの方が充実しています。
Eurolink(42カ国)・Asialink(15カ国)・Cellfie(3カ国)などリージョナルプランの選択肢が豊富で、ヨーロッパ周遊や複数国移動に強みがあります。
- 海外eSIMはいつ設定すれば良いですか?
-
両社とも出発前のWi-Fi環境でeSIMをインストールし、現地到着後に副回線とデータローミングをオンにする運用がおすすめです。
- 両社のテザリングは使えますか?
-
両社ともほとんどのプランでテザリングに対応しています。
家族や複数デバイスで共有する予定がある方は、購入前に各社の公式アプリでプラン詳細を確認するのが無難です。
- 途中でデータ容量が足りなくなったら追加できますか?
-
両社とも残量不足時はアプリから追加データを購入できます。
ただし追加データ単価は初回購入より若干割高になる傾向があるため、余裕を持った容量選びが結果的にお得です。
- iPhone・Androidどちらでも使えますか?
-
両社ともiPhone・Androidの主要eSIM対応機種で利用可能です。
iPhoneはXS以降、AndroidはPixel 3以降や2020年以降の主要フラッグシップ機種が対応の目安となります。
まとめ:あなたに合う1社の見つけ方
AiraloとSailyの比較は、自分の旅行スタイルと優先順位を1つに絞ることで答えが見えてきます。
2社の使い分けは、以下のシンプルな基準で判断できます。
- 1〜5GBの中小容量で料金最優先 → Saily
- 10GB以上の大容量または周遊プラン重視 → Airalo
- VPN機能で公衆Wi-Fiの安全性も確保したい → Saily
- マイナーな国・地域への渡航がある → Airalo
出発の1週間前を目安に、選んだ1社の公式サイトでプランを購入してeSIMをインストールしておけば、現地で迷うことなくスムーズに使い始められます。
どちらを選んでも世界水準のeSIMサービスなので、決め手は「自分の旅行スタイルに合うか」だけと考えて差し支えありません。
1社を試してみて自分の旅行スタイルに合わないと感じた場合も、もう1社を次の旅行で試して比較するという使い方もできます。
両社ともプラン購入後にeSIM自体を残せるため、次回の旅行時もアカウントから再購入するだけで使い始められる手軽さがあります。
初回の海外eSIM選びは慎重になりがちですが、両社とも返金規定が比較的明確で、インストール前であれば返金可能なケースも多いため、まずは1社試してみるという姿勢でも問題ありません。
世界中で2,000万人以上に使われているAiraloと、急速にシェアを伸ばしているSailyのどちらを選んでも、海外旅行のネット環境としては十分満足できる選択になるでしょう。
自分の旅行スタイルに合った1社を見つけて、現地で迷うことのない快適なネット環境を手に入れてください。