【完全版】海外eSIMの使い方|購入・設定・現地利用・帰国まで5ステップ
海外旅行で初めてeSIMを使うとき、「購入してから現地で使えるまで、何をどの順番でやればいいのか」がわからず不安になる方は少なくありません。
海外eSIMの使い方は、対応確認から帰国後の片付けまでを5つのステップに分けると、迷わず進められます。
本記事では、出発前の準備・サービスの購入・日本でのインストール・現地での有効化・帰国後にやることまでを、順番にまとめました。
スマホのアプリ操作ができれば、特別な知識がなくても完了できる内容です。
海外eSIMの使い方は5ステップで完了する
まずは海外eSIMを使う全体の流れを、ざっくりつかんでおきましょう。
細かい操作の前に「いつ・どこで・何をするか」を把握しておくと、準備がスムーズになります。
ここを押さえれば、このあとのステップで迷うことが少なくなるはずです。
購入から帰国までの全体の流れ
海外eSIMの使い方は、大きく「対応確認→購入→インストール→現地で有効化→帰国後の片付け」の5ステップに整理できます。
それぞれのステップでやることを先に知っておくと、抜け漏れなく準備を進められます。
特別な操作はなく、スマホでアプリを使える人なら問題なく完了できる作業です。
インストールは日本、アクティベートは現地が基本
eSIMをスマホに取り込む「インストール」は、出発前に日本で済ませておきます。
回線を実際に使えるようにする「アクティベート」は、現地に到着してから行うのが安全です。
この2つを分けて理解しておくことが、失敗を防ぐいちばんのポイントになります。
ステップ1:出発前にやる対応機種とSIMロックの確認
最初のステップは、出発前の準備です。
自分のスマホでeSIMが使えるかどうかを、購入前に確認しておきましょう。
ここで対応していないとeSIM自体が使えないため、最初にチェックしておくと安心です。
自分のスマホがeSIM対応か確認する
eSIMを使うには、スマホがeSIMに対応している必要があります。
iPhoneはXS以降、Androidは主要メーカーの近年のモデルが対応しています。
電話アプリで「*#06#」を入力し、EIDという番号が表示されれば対応の目安になります。
SIMロックが解除されているか確認する
大手キャリアで購入した端末は、SIMロックがかかっている場合があります。
2021年10月以降に販売された端末は、原則としてSIMロックがかかっていません。
それより前に購入した端末は、契約しているキャリアのマイページで解除手続きを確認しておきましょう。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

もし自分のスマホが非対応だった場合は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

ステップ2:気になる海外eSIMを購入する
対応の確認ができたら、次は海外eSIMの購入です。
海外eSIMは、渡航先・利用日数・データ容量を選んで購入する前払い型のサービスです。
選ぶときは「料金・対応国・日本語サポート」の3つを基準にすると、自分に合うサービスを見つけやすくなります。
料金は、1GBあたりの単価や利用日数で比べると、使い方に合ったプランを判断しやすいでしょう。
対応国は、渡航先がプランのカバー範囲に含まれているかを必ず確認しておきましょう。
日本語サポートの有無は、初めての海外eSIMで困ったときの安心感につながります。
なお、出発の数日から1週間前までに購入しておくと、QRコードの受け取りや設定に余裕をもてます。
おすすめの海外eSIM3選
ここまでの基準を踏まえて、短期旅行者に人気の3社を紹介します。
それぞれの特徴を比較表にまとめました。
| サービス名 | 対応国数 | 料金目安 | テザリング | 日本語サポート |
| Airalo | 200カ国以上 | 数百円〜 | 可 | △ |
| Saily | 150カ国以上 | 3.99ドル〜 | 可 | △ |
| TRAVeSIM | 140カ国 | プラン制 | 可 | ◎ |
Airaloは200カ国以上に対応しており、複数の国をまたぐ周遊旅行に強いのが特徴です。
Sailyは1GBあたりの単価が安く、VPN機能も標準搭載されているため、コスパを重視する人に向いています。
TRAVeSIMは日本語サポートが用意されており、初めての海外eSIMでも安心して使えます。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

ステップ3:日本で行うeSIMのインストール手順
購入が済んだら、次はeSIMのインストールです。
インストールは出発前の日本で、安定したWi-Fi環境のもとで行います。
ここを日本で済ませておくことが、現地でのトラブルを防ぐカギになります。
安定したWi-Fi環境でインストールする理由
eSIMのプロファイルをダウンロードするには、安定した通信環境が欠かせません。
機内Wi-Fiや現地の無料Wi-Fiは途切れやすく、途中で失敗するとプロファイルが使えなくなることがあります。
自宅などの安定したWi-Fiで、出発前にインストールを済ませておくのが安心です。
QRコードまたはアプリでプロファイルを追加する
メールで届いたQRコードを読み込むか、専用アプリからプロファイルを追加します。
インストールしただけでは課金も通信も始まらないため、日本で行っても問題ありません。
追加したあとは回線をオフのままにしておき、現地で有効化します。
iPhone・Androidそれぞれの追加方法
iPhoneは「設定→モバイル通信→eSIMを追加」から進めます。
Androidは「設定→ネットワークとインターネット→SIM→SIMを追加」から進めます。
画像付きの詳しい手順は、機種別の設定記事もあわせてご覧ください。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。


ステップ4:現地に着いてからのアクティベートと回線切替
現地に到着したら、いよいよeSIMを使える状態にします。
ここでのポイントは、どの回線のデータローミングをオンにするかです。
設定を正しく行えば、到着後すぐに現地で通信を始められます。
現地でデータローミングをオンにする
現地に着いたら、eSIM回線のデータローミングをオンにします。
これで現地の回線につながり、インターネットが使えるようになります。
前払い済みのため、このオン操作で追加の料金は発生しません。
日本の主回線はオフにして主回線は残す
日本の主回線のデータローミングは、オフのままにしておきます。
ただし主回線のSIM自体は有効にしておき、SMS認証コードを受け取れるようにします。
「主回線はオフ、eSIMはオン」が、現地での基本の設定です。
アクティベートのタイミングに注意する
多くのeSIMは、現地の電波を掴んだ時点から有効期間のカウントが始まります。
日本で有効化してしまうと、使えないまま日数だけが減ってしまうことがあります。
有効化は現地に到着してから行うのが鉄則です。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。


ステップ5:帰国後は主回線に戻して不要なeSIMを削除する
旅行から帰ってきたら、最後に設定を元に戻す片付けを行います。
ここを忘れると、帰国後に通信トラブルや想定外の課金につながることがあります。
数分で終わる作業なので、帰宅後に落ち着いて済ませましょう。
日本の主回線をオンに戻す
帰国したら、日本の主回線の設定を元に戻します。
まず機内モードを解除し、主回線が電波を掴んでいるかを確認しましょう。
モバイルデータ通信の選択先も、主回線側に戻しておくと安心です。
eSIMを削除するか残すか判断する
使い終わったeSIMは、期限切れ後に通信へ使えないため、削除するのが基本です。
再チャージに対応したサービスで、同じ地域への再訪が決まっている場合のみ残す選択肢もあります。
削除や日本のSIMへの戻し方は、帰国後の記事で詳しく解説しています。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

海外eSIM利用でよくある失敗と対処法
最後に、海外eSIMでつまずきやすい失敗と、その対処法をまとめます。
多くは設定の見直しで解決できるので、慌てずに確認していきましょう。
出発前に知っておくと、現地で落ち着いて対応できます。
日本でうっかりアクティベートしてしまった時
日本で有効化してしまっても、現地回線につながる前ならすぐオフにすれば影響は小さい場合があります。
ただしカウントが始まる条件は、サービスによって異なります。
不安なときは、利用しているサービスの公式FAQで挙動を確認してください。
データローミングがオフで繋がらない時
eSIM回線のデータローミングがオフのままだと、現地で通信できません。
設定画面で、eSIM側のローミングがオンになっているかを確認しましょう。
あわせて、モバイルデータ通信の選択先がeSIM側になっているかも見直します。
周遊プランで日本が含まれるケースに注意
アジア周遊などのプランでは、対応エリアに日本が含まれていることがあります。
その場合、日本国内で電波を掴むとカウントが始まってしまうおそれもあるため要注意です。
出発前は回線をオフにしておき、現地に着いてから有効化するのが安全です。
まとめ
海外eSIMの使い方は「対応確認→購入→インストール→現地で有効化→帰国後の片付け」の5ステップで完了します。
インストールは日本、アクティベートは現地が、失敗を防ぐいちばんのコツです。
データローミングは「現地eSIMはオン、日本の主回線はオフ」と覚えておけば迷いません。
料金相場やサービスごとの違いをさらに詳しく知りたい方は、関連記事もあわせてご覧ください。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
