Airaloの領収書発行方法|宛名変更や経費精算・インボイス対応まで解説
海外出張や旅行でAiraloのeSIMを使ったあと、経費精算のために領収書が必要になる場面は多いです。
ただ、Airaloは海外のサービスのため、「どこから領収書を出すのか」「宛名は会社名に変えられるのか」で戸惑う方は少なくありません。
この記事では、Airaloの領収書の入手方法から、宛名やインボイス制度への対応、経費精算で差し戻されないためのポイントまでをまとめて解説します。
Airaloの領収書はメールと注文履歴から入手できる
Airaloの領収書は、専用の発行手続きをしなくても、購入時点で自動的に用意されています。
入手経路は「購入完了メール」「アプリの注文履歴」「Webの注文履歴」の3つです。
購入完了メールに届く領収書を確認する
Airaloで購入すると、アカウントに登録したメールアドレス宛に注文確認メールが自動送信されます。
メールには注文番号・購入日・金額・プラン名といった、経費精算に必要な情報が記載されています。
メールが見つからない場合は、受信ボックスを「Airalo」や「Receipt」で検索してみてください。
Gmailを使っている場合は、プロモーションタブや迷惑メールフォルダに振り分けられていることもあります。
アプリの注文履歴から確認する手順
Airaloアプリでは、プロフィール画面から「注文履歴(Orders)」を開くと、過去の購入一覧を確認できます。
対象の注文を選択すると、注文内容の詳細と領収書を確認できます。
アプリのバージョンや言語設定によってメニューの表記が異なる場合があるため、見当たらないときはプロフィールまわりの項目を順に確認してみてください。
経費精算に使う場合は、画面のスクリーンショットではなくPDFとして保存しておくと、精算システムへの添付がスムーズです。
Webブラウザからダウンロードする手順
パソコンの場合は、Airalo公式サイトにログインし、アカウントメニューから注文履歴を開きます。
注文詳細の画面から、領収書をPDFでダウンロードできます。
経費精算システムに添付するところまで考えると、スマホアプリよりパソコンのブラウザ経由の方が一連の流れで完結しやすいです。
領収書の記載内容と宛名の扱い
領収書に記載される項目
Airaloの領収書には、購入日・注文番号・プラン名・データ容量・金額が記載されます。
発行元は海外の事業者であるAiraloの名義です。
国外の事業者からの購入にあたるため、日本の消費税額の記載はありません。
宛名は個人名のままでも精算できる?
Airaloには、日本のサービスによくある「宛名を会社名に変更する」機能は用意されていません。
領収書はアカウントの登録情報にもとづいて発行されるため、基本的には個人名やメールアドレスでの発行になります。
経費精算の実務では、宛名が個人名でも、支払った本人が精算する分には受理されるケースが多いです。
ただし宛名の扱いは会社の経理規程によって異なるため、初めて精算する場合は事前に経理へ確認しておくと差し戻しを防げます。
金額が外貨表示の場合はカード明細とセットで
決済通貨が米ドルなどの場合、日本円での支払額はクレジットカードの利用明細に記載されます。
経費精算では、PDFの領収書とカード明細をセットで提出すると、円換算の根拠まで示せて確実です。
なお、Airaloは表示通貨の変更に対応しているため、購入前にアプリやサイトの通貨設定を日本円にしておく方法もあります。
インボイス制度への対応|Airaloは適格請求書を発行できる?
Airaloから適格請求書(インボイス)は発行されない
適格請求書を発行できるのは、国税庁に登録された適格請求書発行事業者のみです。
Airaloのような国外の事業者からのeSIM購入は、原則としてこの仕組みの対象外で、適格請求書は発行されません。
とはいえ「インボイスがないから経費にできない」というわけではなく、これは仕入税額控除の扱いに関する論点です。
海外で使う通信サービスは不課税という整理が一般的
海外で利用する通信サービスの購入は国外取引にあたり、日本の消費税はかからないという整理が一般的です。
消費税がかからない取引であれば、そもそも仕入税額控除を気にする必要がありません。
勘定科目は通信費として処理するのが一般的ですが、海外出張費にまとめる会社もあります。
税務の最終的な判断は会社の経理担当や税理士に確認してください(参考:国税庁|インボイス制度における出張旅費等特例)。
経費精算で押さえるべきポイント3つ
- PDFの領収書とクレジットカードの利用明細をセットで保存しておく
- 出張旅費規程がある会社では、出張旅費等特例の対象になるかを経理に確認する
- 電子帳簿保存法に対応している会社では、印刷せずPDFのまま提出するルールになっている場合がある
領収書が届かない・見つからないときの対処法
メールが届かない場合に確認する3つのポイント
- 迷惑メールフォルダやプロモーションタブに振り分けられていないか確認する
- Airaloアカウントの登録メールアドレスが、普段使っているアドレスと一致しているか確認する
- アプリの注文履歴に、注文自体が表示されているかを確認する
会社用と個人用など複数のメールアドレスを使い分けている場合、想定と別のアドレスで登録しているケースがよくあります。
注文履歴に購入が表示されない場合
AppleやGoogleのアカウント連携でログインしている場合、別のログイン方法で作った別アカウントで購入していないかを確認してください。
また、App StoreやGoogle Playのアプリ内課金で決済した場合は、領収書の発行元がAiraloではなく各ストアになります。
その場合は、App StoreまたはGoogle Playの購入履歴から領収書を確認してください。
どうしても入手できないときは英語でサポートに依頼する
上記を試しても領収書が見つからない場合は、Airaloのヘルプセンターから問い合わせできます。
やり取りは英語になりますが、次のような短い文面で十分伝わります。
Subject: Request for a receipt
Hello, could you please send me a receipt for my order?
Order number: (注文番号)/ Registered email: (登録メールアドレス)/ Purchase date: (購入日)
Thank you.
注文番号・登録メールアドレス・購入日の3点を添えると、確認がスムーズに進みます。
まとめ:Airaloの領収書は注文履歴から数分で入手できる
Airaloの領収書は、購入完了メール・アプリ・Webの3つの経路から入手でき、特別な手続きは必要ありません。
宛名を会社名に変更することはできませんが、カード明細との併用と経理への事前確認で、経費精算は問題なく通せるケースがほとんどです。
適格請求書は発行されないものの、海外で使う通信サービスは不課税という整理が一般的なため、実務上の支障はほとんどありません。
Airaloの評判や料金プラン、出張向けの使い方が気になる方向けの記事もあります。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

Sailyを使っている方の領収書発行は、以下の記事で解説しています。

