ソフトバンクを海外で使うには?3つの定額サービスの違いと料金【2026年最新】
「ソフトバンクのスマホって海外でそのまま使えるの?料金はいくら?」と気になっていませんか。
ソフトバンクのスマホは、事前に少し準備するだけで、海外でもいつものスマホのままデータ通信を使えます。
ただし、ソフトバンクの海外サービスは「海外あんしん定額」「海外データ放題」「海外パケットし放題」「アメリカ放題」と種類が多く、どれが適用されるかで料金が大きく変わります。
この記事では、ソフトバンクを海外で使うときの3つの定額サービスの違いと料金、申し込みから利用開始までの手順、海外eSIMとどちらが安いかまでを順に解説します。
結論:ソフトバンクの海外データ通信は「海外あんしん定額」が基本
3つの定額サービスの違い
ソフトバンクのスマホを海外で使うときの定額サービスは、主に次の3つです(2026年10月時点)。
| サービス | 料金 | データ量 | 申し込み |
|---|---|---|---|
| 海外あんしん定額(定額国L) | 24時間980円 | 使い放題 | 必要 |
| 海外パケットし放題 | 1日0〜1,980円、または2,980円 | 使い放題 | 不要 |
| アメリカ放題 | 追加料金なし | 使い放題(アメリカ・ハワイ) | 世界対応ケータイへの加入のみ |
※ソフトバンク公式サイトの情報です(2026年10月時点)。いずれも「世界対応ケータイ」への加入が必要で、音声通話・SMSは対象外です。
アメリカ・ハワイ以外へ行くなら、人気の渡航先のほとんどで24時間980円の「海外あんしん定額」を使うのが基本です。
申し込みをしないまま海外でデータ通信をすると、1日最大2,980円の「海外パケットし放題」が適用されるため、出発前に海外あんしん定額の状態を確認しておきましょう。
ペイトク2・テイガク無制限なら「海外データ放題」で追加料金なし
「データプランペイトク2」「データプランテイガク無制限」を契約している場合は、「海外データ放題」により、海外あんしん定額の定額国Lのプランを追加料金なしで使えます(2026年10月時点)。
そのほかの対象プランでも、契約中のプランに応じて毎月3日分または5日分が追加料金なしになります。
自分のプランで何日分が無料になるかは、後半の「海外データ放題」の章で一覧にしています。
海外eSIMを比べるのは、無料枠を確認してから
まずMy SoftBankで契約プランを確認し、渡航先で使えるサービスと追加料金なしで利用できる日数を調べましょう。無料枠で旅行をカバーできるなら、データ通信用の海外eSIMを追加購入する必要がない場合があります。
無料枠がない、または旅行の日数に足りない場合は、ソフトバンクの追加料金と海外eSIMの料金を比較しましょう。旅行全体をソフトバンクで使う場合、無料枠と海外eSIMを使い分ける場合など、総額と設定の手間で選べます。
海外eSIMを使うには、端末のeSIM対応・SIMロック・デュアルSIMの利用条件を確認してください。データ回線を海外eSIMに切り替えても、ソフトバンク側の通話・SMSの料金条件は別に確認が必要です。
海外あんしん定額の料金と使い方
定額国Lは24時間980円でデータ使い放題
海外あんしん定額の「定額国L」は、200以上の国と地域で、24時間980円でデータ通信を使い放題にできるプランです(2026年10月時点)。
韓国・台湾・中国・香港・タイなどのアジア、ドイツ・フランス・イタリア・イギリスなどのヨーロッパ、グアム・オーストラリアなど、人気の渡航先の多くが定額国Lに含まれます。
以前は「24時間3GB」というデータ量の上限がありましたが、2026年10月時点の公式サイトでは「24時間データ使い放題」と案内されています。
なお、2027年春以降のソフトバンクが案内する日からは、24時間で10GBを超えると最大4.5Mbpsに速度が制御される予定です。
定額国S・飛行機・船の料金
定額国Lに含まれない一部の国・地域は「定額国S」となり、データ量ごとの料金で割高になります。
| 区分 | 利用時間 | データ量 | 定額料 |
|---|---|---|---|
| 定額国S | 24時間 | 1MB | 1,980円 |
| 定額国S | 24時間 | 5MB | 9,800円 |
| 定額国S | 24時間 | 10MB | 19,600円 |
| 飛行機・船 | 1時間 | 50MB | 980円 |
| 飛行機・船 | 5時間 | 100MB | 1,960円 |
| 飛行機・船 | 15時間 | 150MB | 2,940円 |
※ソフトバンク公式サイトの料金です(2026年10月時点)。定額国S・飛行機・船は、データ量の上限に達すると通信が止まるため高額請求の心配はありません。
定額国Sには、バハマ・ベネズエラ・イラン・レバノン・ジンバブエなどが含まれるため、渡航先がどちらに当たるかは公式サイトの対象国一覧で確認しておきましょう。
申し込みから利用開始までの手順
①出発前に、My SoftBankの「オプションサービス」欄で「世界対応ケータイ」と「海外あんしん定額」に加入しているかを確認します。
世界対応ケータイがない場合はMy SoftBankやショップで申し込み、海外あんしん定額が未加入の場合は専用サイトから申し込みます。
2026年6月2日以降に世界対応ケータイに申し込み、対象のデータプランを契約している場合などは、海外あんしん定額にもあわせて申し込んだ扱いになります。
②スマホのデータローミングをオンにします。
③渡航先に到着すると、ソフトバンクからSMSが届きます。
④SMSから専用サイトにアクセスし、プランを選んで「利用を開始する」をタップすると、その時点から24時間の利用が始まります。
利用開始の手続きは、Wi-Fiをオフにして海外のモバイルネットワークにつないだ状態で行い、iCloudプライベートリレーやVPNを使っている場合はオフにしておきましょう。
利用開始後はキャンセル不可・別グループの国では止まる
「利用を開始する」をタップすると定額料が発生し、キャンセルはできません。
また、利用中に定額国Lから定額国Sなど別のグループの国・地域へ移動すると、データ通信は停止されます。
海外あんしん定額の申し込みは日本時間の午後11時25分〜翌午前0時30分はできないため、深夜に到着する場合は日本にいるうちに申し込んでおくと安心です。
テザリングを使う場合は、別途テザリングオプションへの加入が必要です(料金プランにより有料)。
海外データ放題|対象プランなら毎月の無料日数あり
プラン別の追加料金なしで使える日数
海外データ放題は、対象の料金プランを契約していると、海外あんしん定額の定額国Lのプランを追加料金なしで使える特典です(2026年10月時点)。
| 料金プラン | 追加料金なしで使える期間(ひと月) |
|---|---|
| データプランペイトク2 | 1ヵ月分 |
| データプランテイガク無制限 | 1ヵ月分 |
| データプランミニフィット2 | 5日 |
| データプランペイトク無制限/50/30 | 5日 |
| データプランメリハリ無制限+ | 5日 |
| データプランミニフィット+ | 3日 |
| データプラン20GB/4GB(スマホ) | 3日 |
※主な対象プランを抜粋しています。ほかの対象プランと日数はソフトバンク公式サイトで確認できます(2026年10月時点)。
利用するには世界対応ケータイと海外あんしん定額への加入が必要で、渡航先では通常と同じく専用サイトから利用開始の手続きを行います。
無料の日数は翌月に繰り越せないため、月をまたぐ旅行では使い方に注意が必要です。
月をまたぐ旅行は利用開始の仕方で料金が変わる
2026年12月以降にソフトバンクが案内する日までは、月をまたいで使う場合、当月分と翌月分をまとめて利用開始するか、月ごとに利用開始するかで料金が変わります。
公式サイトの例では、毎月3日分が無料のプランで7月29日から7日間使う場合、7月29日に7日分をまとめて開始すると3,920円ですが、7月29日に3日分、8月1日に4日分と分けて開始すると980円で済みます。
月末に出発する旅行では、月が変わったタイミングで改めて利用開始の手続きをするのがおトクです。
2027年春以降の速度制御
2027年春以降のソフトバンクが案内する日からは、海外データ放題の利用時にも速度制御が始まる予定です。
定額国Lでは24時間で10GBを超えると最大4.5Mbpsに、ペイトク2・テイガク無制限では長期間の海外利用などの条件で速度が制御されるため、長期滞在の予定がある場合は公式サイトで条件を確認しておきましょう。
海外パケットし放題|申し込み不要だが1日最大2,980円
料金の仕組み
海外パケットし放題は、世界対応ケータイに加入していれば申し込み不要で適用される、1日単位の2段階定額サービスです。
1日の通信料が1,980円以内ならその金額、1,980円を超えると1,980円、スマホの4G・5Gで約12.5MB以上使うと2,980円が上限になります(2026年10月時点)。
地図やSNSを少し使うだけで12.5MBは超えやすいため、実際には1日2,980円かかると考えておくのが安全です。
「1日」は日本時間で数える
海外パケットし放題の「1日」は、渡航先の現地時間ではなく、日本時間の0時〜23時59分を基準に数えます。
時差のある国で日本時間の0時をまたいで使うと、現地では1日のつもりでも2日分の定額料がかかる点に注意しましょう。
海外あんしん定額との関係
海外あんしん定額が適用されている期間は、海外パケットし放題は適用されません。
また、海外あんしん定額を申し込む前に海外パケットし放題で通信してしまった場合でも、申し込んだ当日(日本時間)の海外パケットし放題の上限は980円になります(請求月あたり1回まで)。
アメリカ放題|アメリカ・ハワイはデータも通話も追加料金なし
アメリカ(ハワイを含む)へ行く場合は、「アメリカ放題」により、データ通信もアメリカ国内の通話も追加料金なしで使えます(2026年10月時点)。
利用には世界対応ケータイへの加入が必要で、アメリカから日本やアメリカ以外の国への発信には1分210円の通話料がかかります。
アメリカ・ハワイ旅行なら、ソフトバンクのスマホをそのまま使うのが最も手軽で安い方法です。
海外eSIMと比べるとどっちが安い?
海外データ放題の対象外のプランで、アメリカ以外へ行く場合は、海外あんしん定額と海外eSIMのどちらが安いかを比べておきましょう。
| 滞在日数 | 海外あんしん定額(定額国L) | 海外eSIM(TRAVeSIM・韓国の無制限) |
|---|---|---|
| 3日間 | 2,940円 | 1,800円 |
| 5日間 | 4,900円 | 3,000円 |
| 7日間 | 6,860円 | 4,350円 |
※ソフトバンク公式・TRAVeSIM公式の韓国向け料金例です(2026年10月28日確認)。ソフトバンクは24時間980円×利用回数の計算で、海外データ放題の無料枠・割引は含めていません。日数の数え方と速度制御条件はサービスごとに異なります。
表の韓国向けプランでは、無料枠を使わず24時間980円を日数分利用する場合に比べ、TRAVeSIMの料金が約4割低くなっています。ただし、TRAVeSIMのこの使い放題プランは1日3GB使用後に最大1Mbpsとなり、通信条件は同じではありません。料金だけでなく、必要な高速データ量やテザリングの条件も比較しましょう。
一方、ペイトク2・テイガク無制限の方や、無料日数の範囲で収まる旅行なら、海外あんしん定額をそのまま使うのが最も手軽でおトクです。
追加料金がかかる旅程なら
必要な日数で、
データの料金をチェック。
TRAVeSIMの料金と通信条件を、ソフトバンクの無料枠を使った後の総額と比較しましょう。
購入前に端末のeSIM対応を確認
TRAVeSIMの料金を海外eSIM3社の詳しい比較は、以下の記事をご覧ください。

ソフトバンクの回線を残したまま海外eSIMを使う、デュアルSIMの設定方法は以下の記事で解説しています。

同じソフトバンク回線のワイモバイルの海外利用は、2026年11月18日からルールが変わります。詳しくは以下の記事で解説しています。

まとめ:ソフトバンクは「海外あんしん定額」と「海外データ放題」の確認が最優先
ソフトバンクのスマホを海外で使うなら、24時間980円でデータ使い放題になる「海外あんしん定額」が基本です。
ペイトク2・テイガク無制限なら追加料金なし、そのほかの対象プランでも毎月3日分または5日分が無料になるため、まずは自分のプランの無料日数を確認しましょう。
アメリカ・ハワイならアメリカ放題で追加料金なし、申し込みをしないまま使うと1日最大2,980円の海外パケットし放題になる点も覚えておくと安心です。
無料日数がない、または足りない場合は、海外eSIMも候補に入れて料金・容量・通信条件を比較しましょう。
同じソフトバンク回線のオンライン専用プラン「LINEMO」の海外利用は、以下の記事で解説しています。

海外で追加料金なしで使えるahamoの海外利用は、以下の記事で解説しています。
