【2026年最新】楽天モバイルは海外で使える?2GB無料の条件と設定・注意点
「楽天モバイルって海外で使えるの?」と気になっていませんか。
結論から言うと、楽天モバイルは追加料金なしで、飛行機内を含む海外107の国と地域で毎月2GBまでデータ通信が使えます。
さらにRakuten Linkアプリを使えば、海外から日本への電話も無料でかけられます。
ただし、ahamoと違って出国前に「my 楽天モバイル」での事前設定が必要なこと、2GBという容量が旅行スタイルによっては足りないことなど、知らないと現地で困るポイントがいくつかあります。
この記事では、楽天モバイルの海外利用の基本ルールと事前設定の手順、Rakuten Linkの使い方と落とし穴、ahamo・povoとの比較、そして海外eSIMと併用すべきケースまでを順に解説します。
なお、「海外でスマホを何も設定せずに使うとどうなるのか」という基本から知りたい人は、以下の記事を先にご覧ください。
→海外でスマホはそのまま使える?高額請求を防ぐ設定と3つの選択肢

楽天モバイルは海外でそのまま使える?基本ルールを解説
まずは、楽天モバイルの海外ローミングが「どこで・どれだけ・どんな条件で」使えるのかを整理します。
毎月2GBまで追加料金なしで使える仕組み
Rakuten最強プランには海外ローミング(データ通信)が含まれており、毎月2GBまで追加料金なしで利用できます。
海外用オプションの契約は不要で、SIMカードの差し替えやレンタル機器の受け取りもありません。
海外で使ったデータはプランのデータ利用量に加算され、2GBを超えると通信速度が最大128kbpsに制限されます。
楽天モバイルは使った分だけ料金が上がる段階制のため、たとえば国内1GB+海外2GBの月は「3GBまで」の料金で収まる計算です。
対応エリアは飛行機内を含む107の国と地域
対応エリアは、機内ローミングを含む海外指定107の国と地域です(2026年4月8日時点)。
韓国・台湾・タイなどのアジア、アメリカ本土・ハワイ・グアム、ヨーロッパ主要国まで、日本人に人気の渡航先はほぼカバーされています。
さらにAeroMobile対応の航空会社・機体では、国際線のフライト中でもデータ通信が使える「機内ローミング」に対応しており、この利用分も2GBの無料枠に含まれます。
一方、対応エリア外ではモバイル通信が使えず、Wi-Fi接続時のみの利用となるため、渡航前に公式サイトの対応エリア一覧で滞在国を確認しておきましょう。
高額請求の心配が少ない理由
2GBを使い切っても、自動的に低速通信(最大128kbps)に切り替わるだけで、勝手に課金される仕組みではありません。
高速通信に戻したい場合のみ、1GBあたり500円(不課税)のデータチャージを自分で購入する方式です。
従量課金型のローミングと違い、データ通信で身に覚えのない高額請求が発生する構造になっていない点は安心材料です。
ただし、海外での音声通話・SMSには別料金がかかるケースがあるため、後述の注意点をあわせて確認してください。
\ プラン料金だけでそのまま海外へ /
楽天モバイルは毎月2GBまで無料・Rakuten Linkで日本宛て通話も0円
対応エリア107の国と地域は公式サイトで確認できます
楽天モバイルを海外で使う事前設定と手順
楽天モバイルの海外利用で最も重要なのが、出国前の事前設定です。
ahamoは現地でデータローミングをオンにするだけで使えますが、楽天モバイルはmy 楽天モバイル側の設定が済んでいないと現地で通信できません。
出国前・現地到着後・帰国後の3ステップで確認していきましょう。
出国前①:my 楽天モバイルで海外ローミングをONにする
「my 楽天モバイル」アプリを開き、次の手順で設定します。
- 画面下の「契約プラン」をタップする
- 「プランに含まれるオプションサービス」の「国際」を開く
- 「海外ローミング(データ通信)」をONにする
- 「設定内容を変更しますか?」と表示されたら「変更する」をタップする
設定は数十秒で反映されますが、現地で慌てないよう出国前に済ませておくのが確実です。
この設定を忘れて「現地で繋がらない」となるのが、楽天モバイルの海外利用で最も多いつまずきです。
出国前②:Rakuten Linkの認証と楽天回線への接続
海外へ出発する前に、日本国内で楽天モバイルのネットワークに接続しておきましょう。
また、海外で無料通話を使う予定があるなら、Rakuten Linkアプリの初期設定・認証も国内で完了させておく必要があります。
海外ローミングエリアによっては現地で認証できない場合があるため、この2つは日本にいるうちに済ませるのが鉄則です。
あわせて、スマホのOSとキャリア設定も最新バージョンにアップデートしておいてください。
現地到着後:端末のデータローミングをONにする
現地に着いたら、スマホ本体の設定でデータローミングをオンにします。
iPhoneは「設定」→「モバイル通信」→「データローミング」をオンにします(デュアルSIM利用時は楽天モバイルの回線を選択してから設定)。
Androidは「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」をオンにします。
「データローミングを許可しますか?」と表示されたらOKをタップしてください。
my 楽天モバイル側と端末側、両方の設定が揃って初めて通信できるようになります。
データ残量の確認とチャージ方法
データ残量は、my 楽天モバイルアプリでいつでも確認できます。
2GBを使い切った場合は、「海外での高速データ容量」を1GBあたり500円でチャージでき、申し込み後すぐに反映されます。
チャージ分の有効期限は購入日を含めて31日間で、プラン料金のデータ利用量にはカウントされません。
使い切れなかったチャージ分は、有効期限内であれば次回の渡航でも利用できます。
帰国後にやること
帰国したら、端末のデータローミングをオフに戻しておきましょう。
楽天モバイルは帰国後、特別な操作なしで国内回線に自動で切り替わります。
my 楽天モバイル側の海外ローミング設定はONのままでも国内利用に影響はありませんが、設定場所を覚えておくと次回の渡航がスムーズです。
Rakuten Linkで海外から日本への通話が無料になる
楽天モバイルの海外利用における最大の強みが、Rakuten Linkアプリによる無料通話です。
Rakuten Linkなら日本宛ての通話が無料
Rakuten Linkアプリから発信すれば、海外の対象国・地域から日本の電話番号への通話が無料になります。
相手がRakuten Linkを使っていなくても無料の対象です。
通話はデータ通信を使って行われますが、Rakuten Linkの通話はデータ利用量にカウントされないため、2GBの無料枠を消費しない点も優秀です。
海外出張先から自宅への連絡や、日本のレストラン・ホテルへの予約電話を料金を気にせずかけられるのは、ahamoにはない楽天モバイルだけのメリットです。
利用条件と事前準備
Rakuten Linkの無料通話を海外で使うには、次の条件を満たしている必要があります。
- 出国前に日本国内でRakuten Linkの初期設定・認証を完了している
- Rakuten最強プランを契約している(データタイプは対象外)
- 海外ローミングの対象国・地域に滞在している(対象外の地域ではWi-Fi接続中のみ発着信可能)
なお、0570から始まるナビダイヤルなど一部の番号は無料通話の対象外で、海外から日本のフリーダイヤルには接続できません。
知らないと課金される3つの落とし穴
便利なRakuten Linkですが、使い方を誤ると料金が発生します。
1つ目は、OS標準の電話アプリからの発信です。
海外から標準の電話アプリで発信すると無料通話の対象外となり、国・地域ごとの高額な国際通話料が発生します。
発信はRakuten Linkからと徹底してください。
2つ目は、iPhoneユーザーの着信です。
iOS版Rakuten Linkでは、相手がRakuten Linkを使っていない場合はiOS標準の電話アプリに着信し、海外では着信料が発生します。
3つ目は、iPhoneでのSMSです。
iOS版では相手がRakuten Link未使用だとLinkでのSMS送受信ができず、OS標準のメッセージアプリを使うと従量課金されます。
Androidと比べてiPhoneは通話・SMSまわりのコストが発生しやすい仕様のため、iPhoneユーザーは着信・SMSをLINEなどのアプリに寄せるのが安全です。
なお、標準アプリでの国際通話・国際SMSには月20,000円の利用限度額が設定されており、超過が確認されるとサービスが停止される場合があります。
楽天モバイルの海外利用で注意すべき4つの制限
基本ルールと通話を押さえたところで、渡航前に知っておくべき制限を4つにまとめます。
①無料枠は月2GBと少なめ(毎月リセット)
ahamoの30GBと比べると、楽天モバイルの2GBはかなり控えめな容量です。
地図・LINE中心のライトな使い方でも、1週間を超える旅行では使い切る可能性が高くなります。
無料枠は毎月リセットされるため、月をまたぐ旅行では実質的に使える容量が増える一方、月末出発の旅行では残量に注意が必要です。
ホテルや空港のWi-Fiを併用し、動画視聴やアプリの自動更新はWi-Fi接続時に回すのが基本です。
②2GB超過後は128kbps(実用は厳しい速度)
2GB超過後の最大128kbpsは、テキストの送受信はできても、地図の読み込みや画像付きサイトの表示にはかなり時間がかかる速度です。
速度制限を「繋がらなくなった」と誤解するケースも多いため、通信が急に遅くなったらまずデータ残量を確認しましょう。
高速に戻すには1GB500円のチャージが必要で、3〜4回以上チャージするようなら、最初から海外eSIMの大容量プランを買う方が割安になりやすいです。
海外eSIMの料金相場は、以下の記事で詳しく解説しています。

2GBを超えたときの速度制限と足りないときの対処は、以下の記事で詳しく解説しています。

③通話・SMSまわりはiPhoneが割高になりやすい
前章で解説したとおり、標準電話アプリでの発信、iPhoneの着信・SMSには従量課金が発生します。
「データ通信は無料でも、通話・SMSの使い方次第で請求が発生する」という構造は覚えておきましょう。
連絡手段をRakuten LinkとLINEに統一しておけば、この問題はほぼ回避できます。
④対応エリア外では使えない
107の国と地域に含まれない渡航先では、モバイル通信は利用できません。
アフリカ・中南米は非対応の国が比較的多いため、渡航前の確認が欠かせません。
非対応国へ行く場合は、海外eSIMや現地SIMなど別の通信手段を用意しましょう。
楽天モバイルが海外で繋がらないときの対処法
対応エリア内なのに繋がらない場合は、次の順で確認すると原因を特定しやすくなります。
現地で繋がらないときの原因別チェックリストは、以下の記事にまとめています。

my 楽天モバイル側の設定を確認する
最初に確認すべきは、「海外ローミング(データ通信)」の設定がONになっているかです。
出国前設定の忘れが、繋がらない原因として最も多いパターンです。
my 楽天モバイルアプリの「契約プラン」→「プランに含まれるオプションサービス」から設定状況を確認できます。
現地からでもWi-Fi接続すれば設定を変更できるため、ホテルや空港のWi-Fiを探して対応しましょう。
端末側の設定を確認する
次に、端末のデータローミングとモバイルデータ通信の両方がONになっているかを確認します。
デュアルSIMで運用している場合は、データ通信に使う回線が楽天モバイルに設定されているかも見直してください。
設定が正しいのに繋がらないときは、機内モードのオン→オフ切り替えや端末の再起動で現地回線を掴み直せることが多くあります。
iOSのバージョンが古いと海外ローミングを利用できない場合があるため、OSのアップデート状況も確認しましょう。
速度制限を「繋がらない」と誤解していないか確認する
2GB超過後の128kbpsは、体感としては「ほぼ繋がらない」レベルまで遅くなります。
my 楽天モバイルでデータ残量を確認し、超過していれば1GB500円のチャージで解消できます。
チャージは購入後すぐに反映されるため、現地でデータが尽きても復旧は簡単です。
それでも繋がらないときの代替手段
ここまで試しても解決しない場合は、渡航先が対応エリアに含まれているかをもう一度確認してください。
あわせて、オンラインで即時購入できる海外eSIMをバックアップとして知っておくと安心です。
Wi-Fi環境さえあれば現地からでも購入・開通できるため、通信手段が完全に途絶えることを防げます。
購入から設定までの流れは、以下の記事で詳しく解説しています。

ahamo・povoと比べてどう?
海外で使いやすいキャリアとして、楽天モバイルとよく比較されるのがahamoとpovoです。
3社の海外仕様を比較すると、次のようになります。
| 項目 | 楽天モバイル | ahamo | povo |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 1,078円〜3,278円 | 2,970円 | 基本料0円 |
| 海外データ | 月2GBまで追加料金なし | 月30GBまで追加料金なし | 有料トッピング購入制 |
| 対応エリア | 107の国と地域(機内含む) | 91の国と地域 | 160以上の国と地域 |
| 日数制限 | なし | 15日超で速度制限 | トッピングの日数による |
| 通話 | Rakuten Linkで日本宛て無料 | 発着信とも従量課金 | 発着信とも従量課金 |
| 事前設定 | my 楽天モバイルでON | 不要 | アプリで購入・設定 |
※2026年7月時点の情報です。
ahamoとの比較:容量のahamo、通話と日数の楽天
データ容量では、月30GBまで使えるahamoが圧倒的です。
一方、楽天モバイルには「日数制限がない」「Rakuten Linkで日本宛て通話が無料」という、ahamoにはない2つの強みがあります。
ahamoは海外利用が15日を超えると128kbpsに制限されるため、長期滞在では楽天モバイル+チャージや海外eSIMの方が現実的です。
また、楽天モバイルは使った分だけの段階制料金のため、月1,078円から維持できる「海外用サブ回線」としても人気があります。
ahamoの海外仕様は、以下の記事で詳しく解説しています。

povoとの比較:povoは有料トッピング制
povoの海外データ通信は基本料に含まれておらず、渡航のたびに海外データトッピングを購入する方式です。
毎月2GBが自動で付いてくる楽天モバイルとは、「基本無料か、都度課金か」という根本的な違いがあります。
対応エリアは160以上の国と地域とpovoの方が広いため、楽天モバイル非対応の国をカバーできる場面もあります。
渡航頻度が年1回未満ならpovoの都度課金も合理的ですが、定期的に海外へ行くなら毎月2GB+通話無料が付いてくる楽天モバイルの方が使い勝手は上でしょう。
povoの海外仕様については、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。

比較まとめ:どんな人にどれが向くか
3社の住み分けを整理すると、次のようになります。
- データ重視の短期旅行:月30GBまで使えるahamo
- 日本への通話が多い人・低コストのサブ回線が欲しい人・16日以上の滞在:楽天モバイル
- 渡航頻度が低く、使うときだけ課金したい人:povo
いずれのキャリアでも足りない大容量・長期の通信は、海外eSIMで補完するのが最適解です。
キャリアのローミングと海外eSIMの違いは、以下の記事でも詳しく比較しています。

2GBで足りる?海外eSIMと併用すべきケース
最後に、「楽天モバイルの2GBだけで足りるのか」を判断するための材料を整理します。
2GBで何日使える?海外での通信量の目安
楽天モバイル公式の目安では、1GBでGoogleマップの経路検索が約1,000回、Web検索が約625ページ、LINEのテキスト送信が約33万回利用できるとされています。
主な使い方別に、2GBがどれくらい持つかの目安をまとめました。
| 使い方 | 1日の目安 | 2GBが持つ日数 |
|---|---|---|
| 地図・翻訳・LINE中心 | 300〜500MB | 4〜6日 |
| SNS投稿・写真共有も頻繁 | 500MB〜1GB | 2〜4日 |
| 動画視聴・ビデオ通話あり | 1GB以上 | 1〜2日 |
Wi-Fiを併用した観光中心の使い方なら、3〜5日の旅行は2GBで乗り切れるケースが多いでしょう。
一方、動画やSNSをモバイル通信で使う人、1週間を超える滞在では不足しやすくなります。
そもそも自分の旅行に何GB必要かは、以下の記事で日数×使い方の早見表にまとめています。
→海外旅行は何ギガ必要?日数×使い方の早見表とプランの選び方

楽天モバイルだけで十分な人
次の条件に当てはまるなら、楽天モバイル単体で問題なく過ごせるでしょう。
- 滞在が3〜5日程度の短期旅行で、地図・LINE中心のライトな使い方をする
- ホテルや観光地のWi-Fiを積極的に併用できる
- 日本への電話が多く、Rakuten Linkの無料通話を活かしたい
週末の韓国・台湾旅行のような短期渡航なら、チャージなしの2GBで足りたという声も多くあります。
海外eSIMを併用すべき人
一方、次のいずれかに当てはまる場合は、海外eSIMの併用をおすすめします。
- 1週間以上の滞在や、SNS・動画などデータ消費が大きい使い方をする
- チャージ(1GB500円)を3〜4回以上繰り返しそうな見込みがある
- 楽天モバイル非対応の国へ渡航する
海外eSIMは渡航先と日数に合わせた大容量プランを選べるため、GB単価では楽天のチャージより安くなるケースが多くあります。
楽天モバイル+海外eSIMのデュアルSIM運用
おすすめは、楽天モバイルと海外eSIMを組み合わせるデュアルSIM運用です。
データ通信は海外eSIMに任せ、楽天モバイル側はRakuten Linkでの無料通話と日本の番号でのSMS認証用に温存する構成です。
「通話の楽天Link+データのeSIM」は、それぞれの強みだけを組み合わせられる相性の良い運用と言えます。
渡航先や日数に合ったeSIMの選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

主回線(日本のSIM)を残したまま海外eSIMを使う具体的な設定手順は、以下の記事で解説しています。
→デュアルSIMの海外設定|主回線はオフにする?SMS認証は届く?

まとめ
楽天モバイルは、追加料金なしで飛行機内を含む海外107の国と地域・毎月2GBまでデータ通信が使え、Rakuten Linkなら日本宛ての通話も無料です。
ahamoと違って日数制限がなく、段階制料金で維持費を抑えられるため、海外用サブ回線としても優秀です。
一方で、出国前にmy 楽天モバイルでの海外ローミング設定が必要な点、2GBという容量、iPhoneの通話・SMSまわりの従量課金には注意してください。
3〜5日の短期旅行×ライトな使い方なら楽天モバイル単体で足り、1週間超の滞在や大容量利用では海外eSIMとの併用が最適解です。
自分の渡航スタイルに合わせて、楽天モバイルと海外eSIMをうまく使い分けてください。
短期の海外旅行だけなら、キャリアの海外ローミングより専用の海外eSIMの方が割安になるケースが多いです。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
